北海道大学
折谷弘一
まずはとにかく楽しかった!同い年くらいの大学生・院生と意見を交わしながら浮体式洋上風力発電の模型を作るというのは、技術的なことを学べるのはもちろん、協調性なども身に付きとても良い経験になった。海洋研究所は豊富な実験設備があり、日本財団やスポンサーの方々の手厚い支援(交通費や宿泊費、食費)もあり、何の不自由なく、やりたいことをできた。ぜひ、機会があれば他のセミナーにも今後参加していきたいと思った。
ニュース
2024年09月09日
開催報告
主 催 | 日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム |
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協 力 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
開催日時 | 2024年7月25日(木)17:00~19:00 オンライン事前講義 2024年8月7日(水)午後~月9日(金)終日 |
開催場所 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 |
住 所 | 東京都三鷹市新川6丁目38番1 |
過去の開催報告 |
■事前オンライン講義
7/25(木)
■コンペティション
1日目
8/7(水)
2日目
8/8(木)
3日目
8/9(金)
海上技術安全研究所へ移動
■セミナー終了後
セミナー終了後
2週間以内
セミナー終了から
約1か月後
北海道大学
まずはとにかく楽しかった!同い年くらいの大学生・院生と意見を交わしながら浮体式洋上風力発電の模型を作るというのは、技術的なことを学べるのはもちろん、協調性なども身に付きとても良い経験になった。海洋研究所は豊富な実験設備があり、日本財団やスポンサーの方々の手厚い支援(交通費や宿泊費、食費)もあり、何の不自由なく、やりたいことをできた。ぜひ、機会があれば他のセミナーにも今後参加していきたいと思った。
日本大学
大学で浮体についての研究をしており,知見を広げるために参加させていただきました。模型を作り,実際に浮かべてみることで,復原力や固有周期などの知識を実のあるものにすることができました。今回のセミナーでは,学校,学年問わず多くの学生と交流でき,チームで物事を進めていく難しさや,違う視点から意見をもらう面白さを学びました。結果は芳しくありませんでしたが、皆で議論を重ね,一つの目標に向けて励んだ経験は今後、役に立つものだと思います。短い時間でしたが,貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
京都大学
本セミナーを通じて、洋上風力に関する技術的な知見やモノづくりの全体像を学ぶことができました。自身の専門分野とは異なり、技術的な知見の不足に対しての不安を持ち合わせていたものの、チームのメンバーと共に手を動かしながら浮体の設計、製作を進めることができました。海技研の職員の方からのアドバイスを頂きながら、メンバーとともに試行錯誤を繰り返すことができた点が非常に楽しかったです。また、コンペティション以外にも,普段訪れることができない施設の見学や関係企業の方々との意見交換をはじめ、さまざまな知識を得る非常に貴重な経験となりました。3日間ありがとうございました。
九州大学
集団でものづくりをしてみたいと言う理由で、このセミナーに応募しました。自分の専攻と重なる部分があったので、ある程度風車の運動の想像ができていると感じていましたが、実際には想定していた現象と全く異なる現象が発生し、ものづくりの難しさを学ぶことができました。ただ、それと同時に集団でものづくりをすることの醍醐味を感じることができました。施設見学などでは、大型の設備や自律運航のシミュレーションなどがあり、その迫力に圧倒されました。普段することができない貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
東京大学
チームで仮説をたて、検証するために手と頭と足を動かし、たくさん試行錯誤して、海上構造物を作り上げることの、面白さ、難しさ、楽しさの全てを味わうことができます。かけがえのない、大切な出会いがきっとあるはずです。
北海道大学
とても刺激的で楽しい体験でした!自分はまだ学部入りたてで、こうした実験や研究とは無縁です。さらに自分の学部とは繋がりが薄い分野なこともあって、最初の設計の段階ではとても苦労しました。自分なりに浮体については勉強していましたが、やはり設計となるとまた話が変わってきます。それぞれの条件を満たす形を模索し、より研ぎ澄まされた形に仕上げていくのは難しかったですが、とても楽しかったです。心強い仲間達のおかげで優勝することができてとても嬉しかったですが、まだまだ沢山学ぶべきことが多いとも感じました。今後もこう言った活動には積極的に参加していきたいです。
横浜国立大学
このプログラムを通して「浮体式洋上風車設計の難しさ」と「チーム活動の有用性」を学びました。洋上風車は安定性や波浪中動揺、風荷重、連成運動など考慮すべき点が多々あり、限られた時間の中で全て解決することは、決して楽ではありませんでした。しかし、チームメンバー同士で積極的にアイディアを組み合わせたり、時には争議したりして1つの完成形に辿り着くことができ、優勝することもできました。答えが1つに定まらない課題に対して、様々な視点から議論を重ねて試行錯誤し、ものづくりをするこのイベントは座学では体感することのできない学びをできた濃い3日間でした。
東京理科大学
浮体式洋上風力発電についての知識を深めることができ、設計・製作・試験という一連の流れを通して、ものづくりの難しさを体感しました。評価基準が傾斜角と排水量(発電量/浮体質量)であったため、製作において質量を最重視し、試行錯誤を重ね、最適な軽量化方法を追求しました。各メンバー異なる専攻でありながら、主体的に意見を出し合い、楽しい雰囲気で取り組むことができました。その結果、軽量を重ねた3つのプロトタイプを作成することに成功し、試験では最大限の力を発揮することができました。この経験を通じて、限られた時間でメンバーと協力し、成果を出すことの重要性について学びました。
神戸大学
本セミナーでは、アイデアとその実現可能性を擦り合わせることの難しさを学びました。構想段階では、チーム4人のアイデアに基づいて作製する浮体のイメージをすぐに固められましたが、一方で浮体のアイデアを実際の形にする過程では、材料の切り出しや接合などで様々な課題が生じました。チームメイトと話し合っては適宜変更を加え、皆のアイデアが盛り込まれた浮体を時間内に作り上げるという経験は、非常に刺激的で楽しかったです。また、海技研をはじめ様々な企業の方とお話しする貴重な機会を頂き、将来洋上風力発電開発に携わる上での展望が広がりました。本セミナーにご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます。
北海道大学
まずはこのセミナーを企画・担当してくださったすべての方々に感謝を申し上げます。このセミナーに参加するまでは洋上風力発電についての知識はほとんどなく、少し不安な気持ちを感じていました。しかし、様々な学年・地域・分野を学んでいる大学生が集まることで、各々が持っている知識を組み合わせて一つのモノを作り上げることができました。全員が異なる分野を学んでいることで、多方面から考察を行うことができたのではないかと思います。模型作製に熱中し、他大学の学生や研究員の方々などと熱く議論を交わした充実の3日間でした。今回の経験を大学での研究や日々の生活に活かしたいです。
九州大学
今回のセミナーでは、浮体式洋上風車の設計と運用に関することについて学ぶことができました。具体的には、船舶海洋工学科で学んでいた浮体の知識の生かし方を学びました。また、異なる専門分野のメンバーとのチームワークを通じて、新たな発見や視点を得ることができました。他にも、普段は話すことのできない企業や研究所の方と話をすることで将来についても考えることのできる有意義な時間でした。
慶應義塾大学
自分の研究分野は数学ということもあり、今回のセミナーではさまざまな大学のさまざまな研究分野の方と知り合える良い経験になりました。自分が最も苦労したことは事前に浮体部分の設計をするという課題で、これまでに浮体式洋上風力について何も知らなかったため合理的なデザインを考えるのに苦労しました。結果的には優勝することはできませんでしたが、チームの方と協力し、スタビライザーをつけたり、円ではなくあえて六角形にしてみたりなど、実験的な自由な発想ができ色々な学びを得られました。今回さまざまな方にお世話になり、このような貴重な体験を提供していただきありがとうございました。
九州大学
本セミナーでは、横河電機さんの見学に加えて、浮体の設計から擬似的な発電まで体験することができました。理論上は上手くいくと判断されるようなことも実験してみると違ったなんてことはよくあると思いますが、本セミナーで作成する浮体式洋上風車は波や風、手作りの部材などより多くの不確実性を持つ中でどのように点数を最適化するのか、トライ&エラーの連続で楽しかったです。本セミナーの経験も活かして、今後の海洋工学分野の発展に貢献できるような人材となれるよう、努力したいと思いました。
北海道大学
今回初めて日本財団のセミナーに参加させていただき、貴重な経験をさせていただきました。北海道から九州まで全国各地から集まった精鋭な学生と一堂に会し、大変刺激になりました。話しやすい雰囲気があり、年齢の差を気にすることなく、グループの枠を超えて交流することができました。洋上風力発電は、私が全く学んでいない分野で不安がありましたが、事前講義や周りのサポートがあって、セミナーは本当に面白いものでした。コンペでは惜しくも準優勝で終わってしまいましたが、初対面の人とチームを組んで一つの物が出来上がっていく過程が楽しかったです。恵まれた場所で切磋琢磨できる環境を用意してくださり、感謝の念に耐えません。
横浜国立大学
将来、洋上風力発電に関連する研究をしてみたいと考えていることから、セミナーに参加しました。このセミナーを通じて、洋上風力発電の浮体は安定するだけでなく製作コストや環境への負荷なども考慮する必要があると学びました。また、同じグループの人と話し合いながら問題点に対処することで、役割分担だけでなく全体で1つのことをやることの重要性を体感しました。他大学の先輩方や企業で働いている方々と交流ができ、今後の進路を考える上で大きな経験をすることができました。横河電機の訪問、海技研の施設の見学、浮体の製作と3日間を楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。
日本大学
ぷかぷか風車大作戦というイベント名から想像していた通り、とても楽しいイベントだった。また、楽しいだけでなくとても有意義なイベントでもあった。「少ない時間の中で製作する浮体を決めて、発電量や安定性を競う」、これを初めて会った4人で行うため、セミナーの参加前は不安を感じていた。こういったワークは、実際につくれるかどうかが重要であるため、それぞれの案を出し合うところで時間をかけたくないという思いがあったが、いざ話し合いを始めるとすぐに方向性が定まった。私にとってこの経験はとても印象深く、チームの協調性を感じた。最終的には優勝を勝ち取ることはできなかったが、最後まで楽しむことができてよかった。
横浜国立大学
様々な専攻の人が集まり、模型を完成させるというゴールに向かう中で、様々な知識や刺激をもらうことができるセミナーです。私は、洋上風力発電プラットフォームの係留が専門ですが、全く予想できないアイディアが生まれたり、他分野の知見を生かした制作など大いに楽しめました。また、本格的に水槽を用いた試験をするため、今後の研究に向けて見通しが立てやすくなりより一層モチベーションが上がります。
九州大学
これまで船舶分野でしか海洋について学んでこなかったが、今回のセミナーで洋上風車やそれらに関わる海洋技術を知ることができた。洋上風車の設計では今まで学習してきた海洋構造物の復原性の知識を活かすことができた。また、海洋や環境などを学んでいる他大学の学生さんと話しながら製作を進めていき、懇親会で企業の方ともお話しすることができたので様々な話を聞くことができた。セミナーを通して海洋分野に対する理解と興味がより深まった。今後の学生生活や就職後でも今回の経験を活かしていきたい。
九州大学
設計から制作という一連の流れを通して,洋上浮体についての理解が深められたことはもちろん,チームで一つのものを作り上げる上での難しさも学ぶことができ,非常に有意義な3日間になりました.何よりも普段似た分野を学んでいるものの,関わりがない他大学の方々と話すことができ,楽しかったとともにいい刺激になりました.授業で学んだ内容,研究していること,興味があって調べていたことなどチームメンバーのそれぞれの個性と得意分野を組み合わせて実際に浮体が浮いたときの達成感は半端なかったです.このイベント企画,運営してくださった皆様,チーム,懇親会で話してくれた学生の皆様,3日間本当にありがとうございました.
東京海洋大学
ぷかぷか風車大作戦―かわいらしい名前とは裏腹にこのセミナーでは設計力、製作力、チーム力が高いレベルで求められました。そんな中、私たちのチームは議論の末に、創意工夫に満ちた模型を作ることができたと思います。残念ながら、コンセプトの詰めの甘さや工夫が裏目に出てコンペ優勝は逃しましたが、それでも製作力やチーム力は高いレベルにあると思っています。ただ、正直悔しい。いつかリベンジする機会があればなと思っています。また、他大学の他専攻の学生と交流することで、大変刺激的な3日間でした。そして何より、自らの手を動かして模型を作ることで洋上風力発電をよりよく学ぶ機会となりました。
※順不同
事務局 | 〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム事務局 専用フォームから、お問い合わせください。 |
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