海洋開発サマースクールの目的
日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム(以下、OIC)では、将来の海洋開発産業を担う人材の育成を図るため、海外の大学等にて海洋開発サマースクールを2016年から開催しています。このサマースクールは、将来、海洋開発産業において、活躍する意思を持つ学生を対象に、将来必要となる知識や国際性をより実践的なレベルで経験してもらうことを目的としています。
2023年は、スコットランド、ノルウェー、アメリカ、オランダの4カ国で開催されました。このサマースクールに参加することで、日本の海洋開発の将来を担う仲間たちと切磋琢磨し合いながら、海洋開発の実際を学ぶとともに英語の応用力を習得することができます。
海外派遣支援事業成果報告会
2023年12月1日に、サマースクールの成果報告会を開催し、参加者はサマースクールを通じて得られた経験や学びの成果を発表しました。
現地での研修内容や生活の様子の他、言葉や文化の違いで苦労したエピソードや、現地の皆さんとの交流など様々な貴重な経験が語られました。
参加者からは、「この業界で活躍できる人材になりたいと、強く考えるようになった」、「常に周りから刺激を受けて成長できた」と、熱いメッセージが送られました。
日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムは、今後も海外派遣支援を積極的に推進し、海洋開発技術者の育成を推進していきたいと考えています。