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2024年07月15日

学生向けイベント

参加者募集中

2025年8月24日(日)~28日(木)開催 ゼロエミッションの未来を動かす、船舶燃料転換の最前線を体験する5日間

イベントの目的

日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム(以下、OIC)では、将来の海洋開発産業を支える次世代人材の育成を目的に、理工系の大学生を対象とした専門性の高い研修プログラムを提供しています。

地球温暖化対策が世界的な課題となる中、船舶業界も今まさに大きな転換期を迎えています。温室効果ガスを排出しない船舶の開発や、水素・アンモニア・LNGといった新たな燃料へのシフトが求められる中、「ゼロエミッション」に向けた革新的な取り組みが加速しています。

本研修では、海洋開発に欠かせない船舶・海運分野を中心に、カーボンニュートラルに貢献する技術や現場での実証実験を学び、次世代エネルギーが海事産業にもたらす変化と可能性を体感していただきます。参加者は、現場視察・最先端船舶への乗船・専門家による講義を通して、これからの海洋技術を担う人材としての視野を広げることができます。

また、NEDOの水素・アンモニア燃料エンジン研究にも関わる九州大学名誉教授・高崎講二先生が特別講師として皆さんの学びを力強くサポートします。
大学生の皆さん、船舶業界のゼロエミッションへの挑戦に触れ、未来を動かす「緑の波」に一緒に乗ってみませんか?

注目!研修乗船船「HANARIA」がシップ・オブ・ザ・イヤー2024を受賞

日本財団ゼロエミッション船プロジェクトの一環として開発され、本研修で乗船・講義を行う次世代エネルギー船「HANARIA」が、
2024年5月に公益社団法人 日本船舶海洋工学会より「シップ・オブ・ザ・イヤー2024」に選出されました。

HANARIAは、水素燃料電池・リチウムイオン電池・バイオディーゼル燃料という3種類のエネルギーから動作モードを選択できる世界初のシステムを搭載し、脱炭素化と船舶技術の最前線を象徴する革新的な船舶として高く評価されました。

開催概要

主 催 日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム
一般社団法人 日本中小型造船工業会
対象者

本セミナーは以下の条件を満たす方を対象にしています。

  • セミナー参加時点で大学3年生〜修士1年生の方
  • 海洋開発分野において、活躍する意志がある方
  • 利用施設等が定める安全対策に従える方
  • 応募時点で日本国内の大学・大学院に在籍している日本国籍の学生
  • セミナーの広報の為、プログラム風景を含む個人情報をウェブ等にて公開することについて同意できる方
  • セミナー終了後2週間以内に所定の書式にてアンケートを提出できる方
  • オーシャンイノベーションフェローアルムナイ(同窓会)の活動に参加できる方
  • 年1回実施する「就職先・進学先アンケート(匿名)」に回答できる方
  • 以下の禁止事項に同意できる方
    • 広告・宣伝などの営業活動もしくは営利を目的とする行為、又はその準備を目的とする行為
    • 特定の宗教による布教活動もしくは選挙協力を依頼する行為
    • その他、法律、法令もしくは条例に違反する行為、又はその恐れのある行為
参加費 無料
定員 12名/回
持ち物 1)帯電防止安全靴
2)帯電防止服
3)ヘルメット
※上記3点は日本財団で準備します。
参加に際しての服装 アウトドア用の動きやすい服装で参加ください。
研修中の食事 研修期間中の食事は、原則主催者にて負担します。
募集期間及び締切 2025年7月15日~7月30日
結果通知 2025年8月5日(予定)
応募方法
開催日程・スケジュール ※このスケジュールは現時点のものであり、予告なく変更する可能性があります。

2025年8月24日(日)~28日(木)

奨学金 旅費の補助を目的とした奨学金を支給します。支給額には上限があります。

  • この奨学金は、プログラムを修了した方に支給します。研修の一部のみ参加の方は、奨学金支給対象外です。
  • 下記表の規定に基づき旅費・交通費の一部を定額で補助します。
  • 自宅から集合場所、解散場所から自宅までの交通は参加者ご自身で手配してください。
  • 奨学金は、セミナー終了後のアンケート回答が確認された後に参加者本人名義の金融機関へ振込みます。

大学所在(都道府県別) 旅費(往復)
大分県 18,000
山口県 19,000
京都府、兵庫県、和歌山県、大阪府、奈良県、広島県、滋賀県 20,000
佐賀県、岡山県、徳島県、福岡県、香川県、鳥取県 22,000
岐阜県 23,000
島根県、熊本県、福井県 24,000
三重県 25,000
愛媛県、愛知県、石川県、高知県 27,000
宮崎県 30,000
長崎県 31,000
静岡県 35,000
鹿児島県 38,000
千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県 40,000
山梨県、栃木県、群馬県、長野県、茨城県 42,000
新潟県 48,000
宮城県、山形県、沖縄県、福島県 50,000
北海道、岩手県、秋田県、青森県 60,000
過去の開催報告 2023年
2024年

よくある質問(FAQ)

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Q1. 交通費や宿泊費は自己負担ですか?

宿泊費は、全日程分を主催者が負担します。また、研修開始から終了までの移動(集合後の行程内移動)については主催者が手配します。

一方で、自宅から集合場所まで・解散場所から自宅までの交通費は、参加者ご自身で手配・ご負担いただいたうえで、地域に応じた定額の奨学金を支給します。詳細は参加決定後にご案内いたします。

Q2. 食費はどうなりますか?

原則として、朝食・昼食・夕食のうち、主催者が指定する食事は提供されますが、一部自由食となる時間帯もあります。

Q3. 服装や持ち物に指定はありますか?

見学・講義・乗船などに適した動きやすい服装と、歩きやすい靴をご用意ください。
バンカリング施設見学の際には、安全靴および帯電防止つなぎが必要となりますが、これらは主催者が用意いたします。詳細は参加決定後にご案内します。

Q4. 応募できるのは大学生だけですか?

原則として、大学(学部・修士課程)に在籍する理工系学生が対象ですが、高専4・5年生や専攻科生も歓迎します。

Q5. 学年制限はありますか?

主に学部2〜4年生および修士1年生を想定していますが、それ以外の学年でも応募は可能です。

Q6. 理工系の中でも、特にどの分野が歓迎されますか?

海事・機械・電気・電子・エネルギー・環境・化学工学・建設など、海洋やエネルギーに関心のある方であれば、分野は問いません。

Q7. 応募には推薦書や成績証明書が必要ですか?

推薦書や成績証明書は不要ですが、所属大学の指導教員等から参加の了承を得た上でご応募ください。

Q8. 応募フォームにはどのような内容を記入しますか?

志望動機、関心のある分野、これまでの学びや活動についてご記入いただきます。

Q9. 英語力は必要ですか?

プログラムはすべて日本語で実施されますので、英語力は問いません。

Q10. 現地ではグループ行動ですか?

はい、原則として参加者全員でバスなどを利用して行動します。

Q11. 集合・解散場所はどこですか?

各回ごとに指定の集合・解散場所があります。詳細は参加決定後にお知らせします。

Q12. プログラム中に自由時間はありますか?

基本的にはスケジュールに沿って行動いただきますが、ホテル滞在時の夜などに短時間の自由時間があります。

Q13. 体調不良時の対応はどうなりますか?

事務局スタッフが常に同行し、体調不良やケガなどには速やかに対応できる体制を整えています。

Q14. 参加にあたって事前・事後に課題やレポート提出はありますか?

プログラム終了後に、簡単なアンケートや振り返りレポート(A4で1枚程度)を提出していただきます。

Q15. 宿泊はどのような形式ですか?

原則として、ビジネスホテル等での個室宿泊を予定しています(施設により変更の可能性あり)。

Q16. 他大学の学生と仲良くできるか不安です。

初日のオリエンテーションやグループ活動を通じて、自然に交流が生まれる仕組みとなっています。過去の参加者からも「友人ができた」という声が多数寄せられています。

Q17. 将来の進路選択に役立ちますか?

実際の現場を見て専門家の話を聞くことで、職業理解が深まり、進路選択のヒントになります。就職活動でも活かせる経験です。

お問い合わせ

事務局 〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2
日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム事務局

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