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2025年1月17日

学生向けイベント
社会人向けイベント

参加者募集中

〜未来の海洋を切り拓く。今、一歩先の自分へ~
春休み集中研修「海洋開発特別講座」参加者募集

海洋開発特別講座の目的

日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム(以下、OIC)では、未来の海洋開発産業を支える次世代人材を育成するため、大学生・大学院生および若手社会人を対象に、海洋開発に特化した研修プログラムを提供しています。

本研修プログラムでは春休み期間中の5日間、海洋工学の基礎知識や、浮体式洋上風力発電における高度な係留システム設計に関する実践的なスキルを学ぶ集中講座を実施します。参加者は、自身の興味やスキルレベルに応じて以下の2つのコースから選択可能です。

1. 海洋工学入門コース(日本語)
海洋工学の基本を広い視点で学び、最新の技術や業界動向を理解する初心者向けのコースです。
2. 浮体の係留工学コース(英語)
浮体式洋上風力発電や海洋構造物の係留設計を中心に、専門的かつ実践的な内容を提供する中上級者向けのコースです。本コースは英語で実施されます(通訳なし)。

この研修プログラムは、海洋開発の基礎から応用までを体系的に学べる貴重な機会であり、業界の最前線で活躍する講師陣による講義やディスカッションを通じて、現場で役立つ知識とスキルを習得できます。また、研修中には、参加者同士や講師陣との交流を深める機会も設けており、将来のキャリア形成やネットワーク拡大にも役立ちます。この春、未来の海洋開発を担う自分への第一歩を踏み出してみませんか?

開催概要

主 催 日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム
協 力 台湾国立大学 馬開東教授
一般財団法人 エンジニアリング協会
実施期間 現地集合:2025年3月6日(木)中に宿泊施設にチェックイン
※宿泊が必要な方のみ
講座開始:3月7日(金)
講座終了:3月13日(木)
会 場 講座:東京都内
企業訪問:愛知県蒲郡市 東京製綱繊維ロープ株式会社
募集人数 30名(学生とOIC会員企業の若手社員)
対 象 本研修の対象者(抜粋)
  • 日本国籍を有し、日本の大学に在籍する理工学系の大学生・大学院生のうち、B3、修士課程に進学予定のB4、博士課程に進学予定のM1
  • オーシャンイノベーションコンソーシアム会員企業の若手社会人
講座内容と講師
コース①: 海洋工学入門コース(日本語)

  • 内容:
    海洋開発の基礎となる海洋工学の基本を学びます。
    最新の技術や業界動向について広い視野で理解を深めることができます。
  • 対象:
    初心者から中級者向け。海洋工学をこれから学びたい方におすすめです。
  • 言語:
    日本語

<講師>
佐尾 邦久 氏
東京大学工学部船舶工学科卒同修士課程修了、三井海洋開発(株)にて海洋構造物の解析・設計・建造に従事、(株)海洋工学研究所設立後には、海洋石油の大水深技術調査・構造物の解析設計、海洋天然ガスの利用技術開発、海洋風力発電技術調査のほか、海洋工学に関する講演・セミナーを多数実施されています。
コース②: 浮体の係留工学(Mooring Engineering)コース(英語)

  • 内容:
    浮体式洋上風力発電や海洋構造物の係留システム設計について専門的で実践的な知識を学びます。
    現場で役立つ技術を詳しく理解したい方向けの内容です。
  • 対象:
    実務経験のある方や専門知識を深めたい方におすすめです。
  • 言語:
    英語(通訳なし)

<講師>
台湾国立大学 馬開東教授(Kai-Tung Ma)
馬開東教授は、アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得後、現在は台湾大学工学部の教授として活躍されています。海洋工学分野の第一人者として知られ、国内外で高く評価される豊富な研究経験と実務知識を有し、ChevronやABS(米国船級協会)での20年以上にわたる浮体・係留設計の実務経験を有しています。

専門分野
  • 海洋工学
  • 係留システム設計
  • 構造信頼性解析
  • 船体構造
  • 構造疲労
  • 運用と保守
  • 規制

スケジュール

日 時 コース①
海洋工学入門コース(日本語)

<使用教材>
  • 講師作成によるオリジナル教材
コース②
浮体の係留工学
(Mooring Engineering)
コース(英語)

<使用教材>
  • Mooring Engineering for Offshore Structures
  • Harvest Wind Offshore Engineering
3月6日(木) 対象者のみ:宿泊施設にチェックイン
3月7日(金)
9:00~17:30

昼食 12:00-13:00
海洋開発について
<午前>

<午後>
  • 海洋構造物(つづき)
  • グループワーク①
<午前>
  • 導入
  • 海洋構造物で使われる係留システムの主な役割・歴史・種類等


<午後>
  • 浮体式洋上風力について
  • 掘削用の海洋構造物と洋上風車の違い
  • 係留の種類
  • グループ討論
18:00~懇親会
3月8日(土) (自習)「海洋工学ハンドブック」(事前配布)で、興味がある1章を読み感想を書く 休み:宿題あり
Harvest Wind Offshore Engineering を読む
3月9日(日) 休み:宿題あり
Harvest Wind Offshore Engineering を読む
3月10日(月)
9:00~17:30

昼食 12:00-13:00
<午前>

<午後>
  • 解析設計(つづき)
  • グループワーク②
<午前>
  • 係留の設計/Mooring Design


<午後>
  • 設計の構成要素/Componets
  • アンカーの選定/Anchors
  • グループ討論
  • ケーススタディ
    (浮体式洋上風力事業を展開する
    海外企業による事業紹介を予定)
3月11日(火)
9:00~17:30

昼食 12:00-13:00
<午前>

<午後>
  • 風力発電(つづき)
  • グループワーク③
<午前>
  • 分析/Analysis


<午後>
  • 風・波・流れ荷重の解析/Environmental Loads
  • モデルテスト/Model Test
  • グループ討論
  • ケーススタディ
    (浮体式洋上風力事業を展開する
    海外企業による事業紹介を予定)
3月12日(水)
9:00~16:50

昼食 12:00-13:00
<午前>

<午後>
  • 復元性・係留演習(つづき)
  • グループワーク④
<午前>
  • 疲労/Fatigue
  • 検査方法/Inspection Reliability
  • 設備/Equipment
  • 設置/Instrallation
  • グループ討論
  • ケーススタディ
    (浮体式洋上風力事業を展開する
    海外企業による事業紹介を予定)
3月13日(木) 企業訪問プログラム(学生は全員、社会人は希望者のみ)
訪問先:東京製綱繊維ロープ株式会社
日時::3月13日(木) 10:30~12:30
住所:愛知県蒲郡市豊岡町中村1-1


訪問内容:
  • 10:30~11:15
    ・会社案内
    ・洋上風力向け係留索開発状況の説明
  • 11:15~12:30
    ・工場見学
    ・質疑応答
    ・現地解散


アクセス:
往路(東京 → 三河三谷)
  • 東京駅発 08:33 → 豊橋駅着 09:53(新幹線ひかり635号)
  • 豊橋駅発 10:02 → 三河三谷駅着 10:12(在来線)
  • 三河三谷駅から徒歩約5分

復路案(三河三谷 → 東京)
  • 三河三谷駅発 12:47 → 豊橋駅着 12:57(在来線)
  • 豊橋駅発 13:41 → 東京駅着 15:48(新幹線)

費用について(学生・社会人)

参加費 無料
交通費
  • 社会人参加者:
    交通費は自己負担
  • 学生参加者:
    交通費に関しては、大学所在地に応じた定額の奨学金を支給します。
    ※奨学金の詳細や申請手続きについては、後日ご案内します。
昼食 以下の日程では、昼食を主催者にて提供いたします。
  • 3月7日(金)
  • 3月10日(月)~3月12日(水)

※その他の日は各自でご用意ください。
※アレルギーや特別な食事制限がある方は、事前にお知らせください。
夕食
以下の日程では、夕食を主催者にて提供いたします。
  • 3月7日(金)
その他の日について:
  • 各自でご用意ください。
  • 学生参加者には、食費の一部補助を行います。
宿泊 希望者には、以下の日程で宿泊を主催者にてご用意いたします。
  • チェックイン: 3月6日(木)
  • チェックアウト: 3月13日(水)


注意事項:
  • 宿泊を希望される場合は、事前にお申し込みが必要です。
  • 部屋数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。

募集について(学生対象)

応募方法
  • オーシャンイノベーションコンソーシアム学生メンバー【登録済みの方】
    「学生ログイン」画面から応募

    ※ 連絡事項に「①海洋工学入門コース(日本語)もしくは、➁浮体の係留工学コース(英語)」のどちらのコースに参加を希望するか、ご記載ください。
  • オーシャンイノベーションコンソーシアム学生メンバー【登録をまだしていない方】
    「学生メンバー登録」をする
    「学生ログイン」画面から応募

    ※ 連絡事項に「①海洋工学入門コース(日本語)もしくは、➁浮体の係留工学コース(英語)」のどちらのコースに参加を希望するか、ご記載ください。
応募締切 2025年2月7日
参加対象・条件等

本研修は以下の条件を満たす方を対象にしています。

  • 将来海洋開発分野で活躍する意思・熱意を持つ方
  • 応募時点で日本国籍を有している方
  • 理工学系の学部・学科に所属している、B3、修士課程に進学予定のB4、博士課程に進学予定のM1(原則)
  • 本講座終了後2週間以内に所定の書式にてアンケートを提出できる方
  • オーシャンイノベーションフェローアルムナイ(同窓会)の活動に参加できる方
  • 年1回実施する「就職先・進学先アンケート(匿名)」に回答できる方
  • 広報目的でのプログラム風景を含む個人情報をウェブ等での公開に同意できる方
  • 以下の禁止事項に同意できる方
    • 広告・宣伝などの営業活動もしくは営利を目的とする行為、又はその準備を目的とする行為
    • 特定の宗教による布教活動もしくは選挙協力を依頼する行為
    • その他、法律、法令もしくは条例に違反する行為、又はその恐れのある行為

募集について(社会人対象)

募集期間等 2025年2月7日(応相談)
参加対象・条件等

本研修は以下の条件を満たす方を対象にしています。

【対象】
オーシャンイノベーションコンソーシアムの特別会員・正会員企業・準会員企業の社員の方

【人数】
特別会員:最大3名/社
正会員:最大3名/社
準会員:最大2名/社
※定員に余裕がある場合は、1社あたりの参加者数の上限を変更することがあります。事務局までお気軽にご相談ください。

【条件】
  • 広報目的での研修風景を含む個人情報をウェブ等での公開に同意できる方
  • 以下の禁止事項に同意できる方
    • 広告・宣伝などの営業活動もしくは営利を目的とする行為、又はその準備を目的とする行為
    • 特定の宗教による布教活動もしくは選挙協力を依頼する行為
    • その他、法律、法令もしくは条例に違反する行為、又はその恐れのある行為
応募方法 こちらの参加登録フォームから登録ください。

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事務局 〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2
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