ニュース

2022年10月07日

学生向けイベント

開催報告

2022年8月中旬~9月中旬3年ぶりに開催!2022年 海洋開発サマースクール

海洋開発サマースクールの目的

日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム(以下、OIC)では、将来の海洋開発産業を担う人材の育成を図るため、海外の大学等にて海洋開発サマースクールを2016年から開催しています。このサマースクールは、将来、海洋開発産業において、活躍する意思を持つ学生を対象に、将来必要となる知識や国際性をより実践的なレベルで経験してもらうことを目的としています。
2022年は、スコットランド、ノルウェー、アメリカ、オランダの4カ国にて開催します。このサマースクールに参加することで、日本の海洋開発の将来を担う仲間たちと切磋琢磨し合いながら、海洋開発の実際を学ぶとともに英語の応用力を習得することができます。

開催概要

概要 アメリカ
【期間】2022年8月8日~9月9日
【場所】テキサス州カレッジステーション
【ホスト校】Texas A&M University
【内容】海洋石油・天然ガス開発を集中して学ぶコース
【参加人数】学生12名

スコットランド
【期間】 2022年:8月15 日~9月9日
【場所】 アバディーン
【 ホスト校】 Robert Gordon University
【内容】 海洋石油・天然ガス開発、洋上風力発電、海洋再生可能エネルギー、サブシー工学など 海洋開発全般を学ぶコース
【参加人数】学生10名、社会人3名

ノルウェー
【期間】 2022年:8月15 日~9月9日
【場所】トロンハイム
【ホスト校】Norwegian University of Science and Technology
【内容】 海洋開発全般について、新技術や応用を学ぶコース
【参加人数】学生11名、社会人1名

オランダ
【期間】 2022年:8月15 日~9月9日
【場所】デルフト
【ホスト校】DOB-Academy, Delft University of Technology
【内容】洋上風力発電に特化したコース
【参加人数】 学生12名、社会人3名
海外派遣体験談 こちら

サマースクール成果報告会

2022年11月4日に、サマースクールの成果報告会を開催し、参加者はサマースクールを通じて得られた経験や学びの成果を発表しました。
現地での研修内容や生活の様子の他、言葉や文化の違いで苦労したエピソードや、現地の皆さんとの交流など様々な貴重な経験が語られました。
参加者からは、「この業界で活躍できる人材になりたいと、強く考えるようになった」、「常に周りから刺激を受けて成長できた」と、熱いメッセージが送られました。
日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムは、今後も海外派遣支援を積極的に推進し、海洋開発技術者の育成を推進していきたいと考えています。

参加学生の体験談

ノルウェー

大阪公立大学

岸本 直也

ノルウェーでの1か月はとても刺激的で充実したものでした。授業は流体力学や制御工学などの基礎理論から始まり、洋上風力や自律船、養殖など海洋産業を多角的に学ぶことができました。内容はとても難易度が高く(日本語で受けても難しいレベル)ついていくのに必死でしたが、大学入学以降で一番密度の濃い学習期間を過ごせたと感じています。授業外でもハイキングや世界遺産訪問、オーロラ観測など忘れられない経験ができました。

九州大学

山口 佳織

私はサマースクールを通して、海洋開発の知識やスキルだけでなく、プレゼンテーションの能力を培うことができました。サマースクールではプレゼンテーションをする機会が毎週あり、自分の経験値を高めるだけでなく、周りのプレゼンテーションを見て自分に不足していたところを発見することができます。また、参加学生は、みんな非常に向上心が高く、熱意にあふれていたため、常に周りから刺激を受けて成長することができました。ノルウェーにおいて最先端で研究されている教授からは新たな考え方や知識を得ることができました。

大阪大学

入船 和貴

私は今回のサマースクールで初めて、他大学の海洋開発を学んでいる人と交流することができ、非常に大きな刺激を受けました。ここで出来た人との繋がりはこれからの学生生活、そしてその後の人生においても重要なものになっていくと確信しています。講義は初めて習う内容だらけで大変でしたが、他のメンバーと助け合い多くのことを理解できました。これほどまでに濃い1ヶ月はこのサマースクールでしか経験できなかったと思います。素晴らしい機会を設けてくださり本当にありがとうございました。

名古屋大学

角田 将淳

私の専攻は宇宙航空分野で、海洋開発はあまり関係ないように感じるかもしれませんが、海洋工学は水を、航空工学は空気を考えます。双方共に流体であり、関わりがないとは言えません。実際に行ってみると、思っていた以上に海洋分野と航空宇宙機械分野は関係しており、色々な知識を総動員する必要がありました。個人プレゼンでは「オーロラと自律船の将来との関係性」を小型衛星も交えて説明しました。違う分野との融合で新しいものが生まれると言いますが、今回はその言葉の意味を少し理解できたように思います。

大阪大学

善 麻里亜

私は海洋開発をメインに学ぶのは今回のサマースクールが初めてでしたが,サマースクールには様々な専攻分野の学生が参加しているため,足りない知識やわからない箇所をお互いに教え合い,より深い理解につなげることができました.また,登山やマラソン,国内旅行等を通してノルウェーを満喫でき,他のメンバーとの絆も深まりました.このサマースクールで得た海洋開発に関する知識と貴重な経験,さらに,これから先も一緒に切磋琢磨し合える素晴らしい仲間と出会うことができたことは私にとって大きな財産となりました。

大阪大学

菊井 健太郎

この1ヶ月間で得られた最も貴重なものは仲間との繋がりだと考えます。今回のサマースクールでは、「海洋開発に興味がある」という共通点を持ちながらも、洋上風車、石油、船舶、水産資源、流体など様々なバックグラウンドを持つ学生たちと交流することが出来ました。彼らとの交流や最終プレゼンを通して、自分とは異なる専攻の人たちがどのようなことに興味を持ち、どのような着眼点で海洋開発に向き合っているかを知ることができました。これは自身の大学や研究室だけでは得られない、かけがえのない財産だと感じています。

東京海洋大学

興井 みのり

講義や現場見学を通じ、海洋構造物そのものの大きさや開発プロジェクトの規模の大きさを実感することで、大学院で取り組む海洋地盤工学の研究でいかに海洋開発を支えられるかを具体的に考えられるようになったと感じます。また、他の参加学生、NTNUの先生方・PhDの学生、企業の方など、海洋開発に関わる多くの方々との出会いも、非常に大切な財産となりました。同じ海洋開発分野を志す同世代の仲間から良い刺激をたくさん受け、研究意欲が高まりました。この度は貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

横浜国立大学

滝 天鳳

今回私の参加したノルウェーのサマースクールでは海洋石油ガス開発や洋上風力、サブシー工学、養殖、船舶の新燃料といった幅広い分野について学ぶことができました。1つ1つの講義の内容が濃く難しく、他の参加者と助け合いながら理解を深めました。学習以外では市内散策やフィヨルド観光、マラソンなどを通しノルウェー文化を体験できました。また運よく見ることのできたオーロラはとても綺麗でした。今回の経験で得た知識・人との繋がりは私にとってかけがえのないものとなりました。

早稲田大学

岩谷 孝倫

海外の文化を知りたい、石油・海洋開発に携わりたいという思いが強く参加を決めました。実際には、エネルギーに対する価値観、風力発電への意欲、サプライチェーンの形成に対する考え方など、日本とは異なる点を感じ、ノルウェーの豊かさや余裕は魅力的に写りましたが、一方、日本の文化に優るものはないなとも感じました。この違いは国土、人口、歴史等多くの事柄が関わっていると考えられ、海外で仕事をする上で、バックグラウンドが異なることによって生じる価値観の違いを考慮することが非常に大切だと感じました。

九州大学

野中 優人

ノルウェーのサマースクールでは海洋開発に関する技術を、多くの実地見学を通して学ぶことができます。特に船で実際に見に行った洋上風車は大きくて迫力があり、強く印象に残りました。ほかにも調査船での船位保持操作やデータ採取の見学、パイプ工場への訪問などここでしか出来ない経験がたくさんありました。海洋開発の知見以外にも日本とは異なる生活様式や文化、海洋開発を学ぶことに意欲的な友人…サマースクールで得たものはどれもかけがえのない、一生ものの財産だと思います。関係者の皆様、本当にありがとうございました。

北海道大学

松村 優作

サマースクールを通してかけがえのない仲間と海洋開発の新たな知見を得ることができました。今回のサマースクールでは養殖業、石油、船舶、水産資源など様々なバックグラウンドを持つ学生たちと交流することが出来ました。彼らと共に授業や生活を通して海洋開発に関する知見を共有しあったり、将来のビジョンについて考えることができました。そして全力でノルウェーを楽しむことができました。今回のサマースクールでの経験は、かけがえのないものとなりました。

オランダ

ダイジェスト動画はこちら↓↓

名古屋大学

五味 智

プログラムでは座学とともにウィンドファームの設計や運用をグループで考えるプロジェクトにも取り組み、普段あまり考えない経済的な面についても学ぶことができました。他にも、洋上風力関連の企業を訪問したり、洋上ウィンドファームを見たりと様々なことを経験しました。多様なバックグラウンドを持った友人達と課題について話し合ったり、休日には観光したりご飯を食べたりしたことはいい思い出です。短い期間ですが、多くのことを学び、異なる文化に触れ、志の高い仲間から刺激を受け、非常に充実した時間を過ごすことができました。

大阪大学

住友 俊介

本当に楽しく貴重な経験になったサマースクールでした。1ヶ月海外に滞在することが初めてで不安もありましたが、様々な方のサポートのおかげで最後までやり切ることができました。洋上風力の専門知識の勉強ができたことはもちろん、実際に現場に行って設置されている洋上風力のスケールを体感できたことは非常に価値があると思います。勉強内容は高度で課題に追われる日々でしたが、充実した日々を過ごせました。貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございます。

大阪公立大学

中村 奏瑛

洋上風力の特にモノパイルについての構造や設置に関する内容を多く学べたのが自分にとって良い経験になった。また、ビデオや写真でしか見ていなかった、風車の部品が並んでいる港を船上から実際にみることができたので、自分が学んでいることが何であるのかを具体的に理解できたと思う。このプログラムを通して、同じような分野を学ぶ同世代の人と1月の間専門的な内容を集中して学習することができたことが今後の自分の学習にも繋がっていくと思う。

広島大学

坂口 駿斗

海洋開発サマースクールを通して、さまざまな人に出会いました。他大学の学生の方々、社会人の方々、オランダの方々と関わり、様々な考え方やものの見方に触れることができました。オランダの方々とのコミュニケーションは言語が違うため難しい部分もありましたが、日を重ねるうちに楽しく会話できるようになりました。学習面では、洋上風力に関する基礎知識から難しい数値計算まで幅広く学びました。最終プレゼンでは4週間で学んだことをフル活用し、独自のウィンドファームの戦略を練ることができました。

東京大学

古市 楓

以前から海洋の再生可能エネルギー利用に興味があったのですが、今回のサマースクールに参加してより関わりたいという気持ちが強くなりました。大学での講義に比べて、ビジネスの観点も含めた広い視点で洋上風力に関して学ぶことができ非常に良い経験を得られたと思います。また、講義だけでなく洋上風力のサイトとキーサイド、大型のジャッキアップ船を船上から見学するなど、日本ではまだ見ることのできない風景をたくさん見ることで将来の洋上風力産業に対する具体的なイメージをもつことができました。本当にありがとうございました。

弘前大学

佐藤 司

本サマースクールでは風車の歴史があるオランダにて、風力発電に関わることを網羅的に学ぶことができました。4週間の長期間を海外で過ごすことは初めてで、うまくやっていけるか心配でしたが、仲間に助けてもらいながら課題を乗り越えることができました。まだまだ知らなかった風力産業の知識や現場見学、高所とプールでのトレーニング、刺激的な仲間との交流などたくさんのことを通じて、これからの風力発電の研究や大学生活を充実させたいという意欲がますます高まりました。貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

大阪公立大学

谷脇 好軌

短期間に集中して学習することで洋上風力に関しての深い知識とその関係性を学習をすることができました。オランダの有名企業様の工場や風力発電ファームを見学したり、風車の歴史をキンデルダイクで学習したりと座学だけでなく体験がうまく交差してより理解が進んだと思います。学習面において座学が優先されがちな日本ではできない、ケース活動重視のプログラムの為、みんなと協力しながら体でも理解していくことが可能でした。

弘前大学

宮古 あすか

洋上風力発電を中心として海洋開発について多くのことを学ぶことができた充実した4週間でした。授業で学んだ知識をその日のうちに実際に模型を用いてゲーム形式で学ぶ時間があるので楽しく理解することができました。企業や風車の見学もさせていただき、間近で洋上風車の基地港やジャッキアップ船を見たときはとても感動しました。今後は学んだ知識や経験を活かして、日本での洋上風車の普及にどのように貢献できるか考えていきたいです。貴重な体験をありがとうございました。

神戸大学

中田 晃輔

一言で言うならば、人生最高の1ヶ月と言える時間を過ごしました。難しい内容の授業もありましたが、心強い仲間がいたおかげで放課後協力して課題をしたり、リラックスのために土日はお出かけしたりと本当に良い思い出です。また企業訪問を通じてオランダのエネルギーや風力発電事情のお話を聞くことで日本に居るだけでは見えてこない問題等も考えることができるようになった気がします。様々な価値観に触れ、学び、考え、人としても大変成長できた1ヶ月になったと思います。お世話になった方々、本当にありがとうございました。

東京大学

足立 裕次郎

4週間非常に濃密な時間を過ごしました。月・火曜日はDOBアカデミーにて講義を、水曜日は企業の訪問を、木・金曜日はデルフト工科大にてより高度な講義を行いました。最終週には、これまで学んだ知識を活用しグループごとに新たなウィンドファームの提案を行い、数十人の前でプレゼンを行いました。また週末は仲間と共に忙しく観光や食事を楽しみました。洋上風力発電に関する幅広い知識を身に付けられただけでなく、1ヶ月共に過ごした仲間と一生ものの深い絆を築くことができました。間違いなく一生の思い出に残る経験となりました。

東京海洋大学

山崎 美波

授業に加え、ウィンドファーム見学や風力発電事業に携わる企業への訪問、GWOトレーニングなど実践的に学べる機会が多く、貴重な経験や学びを様々することできました。授業理解や課題に苦しむことも多々ありましたが、洋上風力発電について実践的に学ぶことのできた1ヶ月間は非常に濃密で有意義でした。また、多様なバックグラウンドを持つ仲間や社会人の方々との交流を通して気づきを得ることもあり、プログラム中すべてが刺激的な時間になりました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

大阪大学

宮本 寛士

非常に内容の濃い一ヶ月間でした。座学では、洋上風力を設置するために必要なこと、それに関する知識を力学的なメカニズムから経済的な問題まで幅広く、かつ詳細に勉強することができました。課外活動では、洋上開発に携わっている現地の企業の本社や製造工程を実際にこの目で見ることができました。画面ごしでしか見たことがなかった巨大構造物は、実際に見てみると大迫力で、またこのスクールで勉強した様々な知識も相まって、非常に感慨深い気持ちになりました。このスクールで得た経験は必ず今後の人生の糧になると確信しています。

スコットランド

東京大学

岩本 悠希

今回参加した目的は、英語でのコミュニケーション能力の向上と日本と欧州の海洋産業の違いを実際に体感することでした。英語でのグループワークや講義を通して成長を実感できた部分もありましたが、同時に自分の足りない部分も見えてきて、今後さらに向上を図りたいと思いました。また、洋上風力発電や潮流発電の見学やさまざまな企業の方のお話を聞くことができ、地域との関わり方など、先を進んでいる欧州から見習うべき部分が多くあることを実感しました。

関西大学

米津 駿平

一番学んだ事は、学習に対する姿勢です。日本での私は、授業でわからない事があれば質問しますが、あまり積極的ではありませんでした。授業中に質問することに対して、少しの恥ずかしさを持っていた為です。しかし、スコットランドでは教員が何度も私たちに問い掛け、私たちの学習を促進しました。学んでいくうちに、「周囲の目を気にせず、もっと、もっと積極的に学習して良い」と気付きました。「学ぶ事は美しい、かっこ良い!」と教えてくれた大学、海洋開発に感謝で一杯です。将来は必ず、エンジニアとして英国に帰ってきます。

秋田大学

庄司 奈菜

海外での活動に興味がある方、海洋開発に興味がある方全員にこのサマースクールを参加することを薦めるくらい、とても楽しくいい経験ができました。海洋開発の勉強はもちろん、スコットランドの歴史や風土、住む人々についての知識も深まりました。一度もホームシックになることはなく、日本に帰りたくないと思うほどでした。大学生活の限られた期間にしか応募ができなく、一生に一度あるかないかの経験です。それに参加できたことを心から感謝します。今回の経験を活かし、今後の日本のエネルギー業界の発展に貢献したいです。

名古屋大学

片桐 星来

スコットランドのサマースクールでは、海洋開発について石油・ガスから洋上風力まで、非常に様々な分野について学びました。理学分野を学んでいる私にとって、工学分野の方と1ヶ月共に学ぶという経験は新たな視点を生むきっかけになりました。また、潮力発電装置を見学したり、シミュレーターを使って掘削ドリルの交換を行うなど、日本では稀な体験を得ることができ、将来、海洋開発に関わる仕事をしたいと思うきっかけになりました。このサマースクールで得た経験・人との関わりはかけがえのないものです。ありがとうございました。

東京海洋大学

石橋 環

再生可能エネルギーに興味があり、最先端を行くスコットランドに行けるということでとても楽しみにしていました。実際講義を受け、関連企業を訪問する度にいかに再生可能エネルギーが地域社会と共存しているかということを身をもって知ることができました。海外経験が今までになかったため緊張していましたが、ホスト校のRGUの方々はとても親切で安心して過ごすことができました。また、文化体験も多くあり、スコットランドの魅力を4週間とは思えない程知ることができました。大変貴重な経験となりました。

三重大学

西山 双都

本サマースクールでは、石油・ガスや風力、潮流、水素など幅広い分野の知見を得ることができました。将来様々な分野の方々と仕事をする際に、ここで得られた幅広い知識はアイデアの創出や多角的な視点を持った議論をするために活かせると確信しています。 また、本サマースクールで最も印象に残っているプログラムは浮体式洋上WFの見学です。日本では見ることのできない超大型の風車を間近で見学することができ、世界では日本よりも圧倒的に早いスピードで洋上風力の導入が進んでいることを肌で体感することができました。

名古屋大学

石橋 果歩

海洋開発サマースクールを通して、多くのことを学ぶことができました。特にROVの操作や掘削のシミュレーション、洋上風力発電ファームを船で見に行ったりと、実際に体験することができたことで、講義で学ぶ以上に多くのことを学び、身につけることができたと思います。この経験をしたことで、海洋開発についてさらに興味を持ったので、日本でもさらに学びたいと思います。また、スコットランドの人の優しさや過ごしやすさから大好きになったので、将来、技術者として絶対に再び訪れようと心に決めました。

秋田大学

北郷 琉太

スコットランドでは風力発電を始めとした再生可能エネルギーの技術開発、導入の取り組みについて詳しく学びました。特に世界でも有数の規模の浮体式洋上ウィンドファームの見学は大変貴重な経験になりました。また波力・潮力発電などの先進的な技術開発についても見学させていただきました。今回の経験を通して、日本での再生可能エネルギー事業・海洋開発に携わりたいと強く感じました。今回は非常に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

大阪公立大学

兼本 拳多

今後の自分の人生に大きな影響を与えるような1ヶ月間であった。再生可能エネルギー先進国であるスコットランドでの活動を通して海洋開発について深い知見を得ることができた。海外での授業は新鮮で日本ではあまり体感できないこちらからも発信するような形式が展開された。自らアウトプットすることで学びを深めることができたように感じる。また、発電所や変電所見学なども経験でき、実際に設備を目にすることでメンテナンスの大変さなどを実感することができた。この経験を活かして海洋開発に価値を与えられる人材になりたい。

大阪大学

淺井 貴優

今回のスコットランドでの研修を通して、世界規模の海洋開発についての知見を深めることができました。特に印象的だったのは港から船に乗り潮力発電設備や浮体式洋上風車の見学を行ったことです。これらの設備は日本にはまだ少なく、座学による知識しかなかったため実際に稼働している様子を見て確認できたことは大変貴重な経験であったと思います。また、1か月間の研修を通して、今回出会った様々な地域の学生や職場の方々からそれぞれの研究や業務のお話を聞くことができたことは私にとってとても楽しく、非常によい経験となりました。

アメリカ

早稲田大学

中野 晃希

掘削リグの種類と特徴を学び、グループごとに掘削計画を提案する授業が印象に残っています。サブシー工学は、事前知識がほぼ無かったのですが、各設備の構造や機能を丁寧に教えていただき、とても面白かったです。何よりも、リグなどの実物を目の当たりにし、世界で活躍する企業を訪問できたことが、至高の経験でした。 仲間との共同生活で育んだ絆は、かけがえのないものになっています。一緒に自炊やスポーツに励んだことや、大学内のスタジアムでアメフトを観戦、近郊都市を観光したことが、最高の思い出になりました。

早稲田大学

小松原 立稀

私は大学で石油工学を専攻しておりますが、実際の石油生産設備を見たことが無く、その知見を深めたいと思い、今回のサマースクールに参加しました。結果として、海洋工学やサブシー工学などの授業やフィールドトリップを通して、石油プラットフォームや掘削リグについて学ぶことが出来ました。また、石油関連企業の方々から直接お話を聞き、石油開発および生産における現在の課題や今後の情勢について学びました。今回の経験を大いに活かし、将来の海洋開発産業を担うグローバルな人材になりたいと思います。

秋田大学

大貫 将慶

一番印象に残っていることは、実際に稼働している掘削リグを見れたことである。NOV社の会社訪問で、実際の掘削現場に立ち会うことができ、ドリラーが作業する姿、BOPの大きさと何から何まで、新鮮で新しく、また私自身将来石油業界で働きたく、また専攻が掘削ということもあって将来の展望を明確にできた。GULF COPPER社では、生のセミサブ、ジャッキアップを見ることができここに乗って働く自分を想像し、そこに立とうと思えた。この5週間は、とても濃く厚く、またここで会えた方々そして仲間とは一生ものだと思えた。

九州大学

植田 涼介

洋上掘削リグや実際の掘削現場の訪問、Texas A&Mの講師による授業を通して洋上石油開発の基礎からHSE・PMまで資源開発エンジニアとして必要な知識・経験を積み、業界への理解を一層深められた。また、現地で生活していくうちにアメリカの文化や現地の友達との交流などから英語力も幾分か向上しただろう。この経験から、私は資源開発エンジニアとしての決意を再確認できただけではなく、グローバルな人材として世界に貢献したいと感じた。これらは共に学び、生活した仲間たちがいたからだ。5週間本当にありがとう。

九州大学

秋山 尚大

私はコンソーシアムの援助の下、Texas A and M大学で海洋エネルギー開発に特化したプログラムを受講しました。このプログラムを通じ、日本の大学では学ぶ機会のなかった海洋資源開発やHSEなどの知識を深めることができました。その中でも、石油開発現場の見学を通じ、現場の規模を体感できたことは貴重な体験になりました。また、海洋開発に関心を持った学生と深い関係を築くことができました。学習面以外には現地の学生との交流や観光、スポーツ観戦などもし、充実した5週間になりました。

大阪大学

田井 友理恵

今回サマースクールプログラムに参加し、実際の石油開発の掘削リグなどを見学できたことで海洋開発の壮大さを実感することができました。更に、海洋開発に興味があるという共通点を持ちながら、それぞれ違うバックグラウンドを持つ仲間たちと過ごしたことで様々な話をすることができ、有意義な1か月を過ごすことが出来ました。海洋開発への知識が増えたことはもちろん、世界をリードするアメリカの文化や強みを知ることができ非常に自分にとって刺激になりました。今回の活動を今後生かしていけるよう、これからも励みたいと思います。

秋田大学

下村 領

石油開発の最先端を学ぶためにテキサスA&M大学のサマースクールに参加しました。国内の大学では学ぶ機会がないHSEやPMの講義をはじめ、メキシコ湾の石油開発の事例をベースに実施された講義では新たな知識を習得することが出来ました。その中でも特に印象的であった掘削リグの見学では、映像や模型とはスケールの異なるリグに大興奮しました。石油開発を含め無限大の可能性を持つ海洋分野を牽引できる人材になるため今後も勉学に励みたいと思います。本プログラム関係者にこのような機会をくださったこと感謝申し上げます。

早稲田大学

芹澤 優希

Texasで過ごした5週間は、非常に濃密な時間でした。海洋開発を行う上で必要となる工学的な技術、考え方を学んだだけでなく、実際の掘削リグを見学したり、海洋石油開発業界を牽引する企業への訪問を通して、事業規模の大きさに圧倒されるとともに、私もこの業界で活躍できる人材になりたいと、強く考えるようになりました。また、現地の学生と交流してみると、学びへの意欲や目標の高さに驚かされ、非常に多くの刺激を受けました。ここで得た経験は、高みを目指すターニングポイントになったと確信しています。

大阪公立大学

稲田 真輝

私は、海外に渡航した経験がなく、飛行機に乗るまでの手続きなどに少し不安を感じていましたが、しっかり楽しみつつ、たくさんのことを学ぶことが出来ました。私の専攻は海洋環境工学であり、石油工学や資源開発に関することにおいては素人でしたが、現地の先生方に丁寧にご教授していただいたおかげで、専門ではない分野についても見識を広げる貴重な機会となりました。また、私は決して自信があるほどの英語力をもってはいませんが、伝えようとする意志をもってチャレンジすることでたいていの会話はこなせていたように感じます。

秋田大学

岡本 蒼

私はアメリカで石油会社の今後とサブシーエ学の重要性を学びました。私は石油開発が規制されていく中で今後石油会社は縮小していくのだと考えておりました。しかしその考えは一変されました。今まで石油会社が培ってきた技術はこれから先のエネルギー問題の解決に大変役立つものだからです。石油業界は総合エネルギー会と進化し、世界経済にさらに貢献していくのだろうと思います。サブシー工学は海洋開発に必要不可欠です。世界的にCCSハブ構想が進められている中で、日本も広大な経済水域を国として海洋開発を推進していくべきです。

大阪大学

斎藤 智博

今回のサマースクールでは大きく2つのことを学びました。1つ目は石油開発の規模の大きさを学ぶことができた点です。メキシコ湾を中心とした世界最先端の石油海洋開発の学術的な知識と現場を見学できたことは今回のサマースクールでしか得られない経験でした。2つ目は貴重な仲間と出会えたことです。これは5週間を共に過ごした11人の仲間だけでなく、お世話になった先生や現地で出会ったアメリカ人や日本人学生、駐在されている社会人の方などです。これらの仲間との関係は今回で終わりではなく、一生大切にしたいと思います。

東京海洋大学

栃川 彩奈

私たちが行ったアメリカでは、石油開発に特化した海洋開発、サブシー、プロジェクトマネジメント、HSEなどを学びました。また、座学の他に、海洋掘削施設や石油開発会社へ企業訪問なども行いました。この中で最も印象深かったのは、サブシーの授業でした。サブシーの授業では、日本の大学では学べない多くのことを学べ、かつ海洋開発の発展を再認識できる非常にいい機会でした。また、石油開発に関わる先生方や企業の方々、同じ目標を持って学んでいる学生と5週間を過ごせたことは私にとって素晴らしい経験となりました。

※順不同

お問い合わせ

事務局 〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2
日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム事務局

専用フォームから、お問い合わせください。

お問い合わせフォーム