日本財団は、10月4日、海洋石油・天然ガス開発分野において世界が求めている技術の方向性、日本が取り組むべき新技術・将来技術について議論を広げるべく、国際シンポジウムを実施しました。
約250名が参加し満員となった本シンポジウムでは、笹川陽平 日本財団会長から開会の挨拶を行った後、来賓の石井啓一 国土交通大臣、小野洋太 資源エネルギー庁資源・燃料部長よりご挨拶をいただきました。
その後、海洋石油・ガス開発にかかる世界のキーパーソンである6名より講演をいただいたほか、海野光行 日本財団常務理事より、日本が海洋石油・ガス分野技術において将来世界でイニシアティブをとることを目的として策定をすすめている、2030年に向けた技術開発戦略の中間報告を行いました。
シンポジウム後半においては、講演をいただいた6名に、技術開発戦略検討を進める委員会の座長である鈴木英之 東京大学大学院工学系研究科教授を加え、デジタル化・自動化といった世界の潮流にどう向き合っていくか、日本が得意とする様々な技術を海洋開発に展開してイノベーションを起こすための方策などについて、ディスカッションを行いました。
写真)開会の挨拶を行う、笹川陽平 日本財団会長
写真)来賓としてご出席いただいた、石井啓一 国土交通大臣
写真)来賓としてご出席いただいた、小野洋太 資源エネルギー庁資源・燃料部長
写真)David Thompson氏, Wood Mackenzie
写真)Shakir Shamshy氏, Chevron
写真)Stephen Sheal氏, The Oil & Gas Technology Centre (OGTC)
写真)Rob Jones氏, Schlumberger
写真)Kevin Whooley氏, Wood Group
写真)Anne-Grete Ellingsen氏, Global Center of Expertise: Norwegian Offshore and Drilling Engineering (GCE NODE)
写真)2030年に向けた海洋開発技術戦略について発表を行う海野光行 日本財団常務理事
写真)パネルディスカッションの模様