日本財団では、2018年5月にDeep Star*との間でMoUを締結し、日本企業が世界の主要エネルギー(石油)会社(スーパーメジャー等)と連携して技術開発を行うプログラムを設置し、日本企業の取り組みを支援しております。
*Deep Star:上流企業と呼ばれるChevron(米国)、Shell、Equinor(ノルウェー)など、世界中の海洋石油・天然ガスの探査・開発・生産を担う企業や、これら企業に製品・サービスを提供する企業、大学、研究機関などから成る海洋技術開発のコンソーシアム
これまで、2期にわたり、連携R&D案件を募集し、現在10件の共同技術開発案件が進められているところです。
当該プログラムは、MOUに基づき2023年4月までの実施予定となっておりますが、現在、Deepstar側と第3期以降の連携について調整中であり、「再生可能エネルギー」、「環境」といった新たなテーマでの連携を模索しているところです。
本連携技術開発プログラムは、実際に現場を有して開発を行っている世界の主要エネルギー会社と連携できるまたとない機会を提供するものです。海洋開発分野への参入をお考えの企業におかれましては、是非、積極的にご活用いただければと存じます。
つきましてはDeepstarとの連携技術開発にご興味のある企業の皆様におかれましては、以下のテーマ(案)に沿った技術開発プロジェクトをご検討、ご提案頂きますようお願いいたします。
【テーマ(案)】
・Geothermal generation by using high temperature in preserver (renewableenergy)
・Wind power/Ocean current power generation to supply offshore oil& gasproduction facilities (renewable)
・Cost reduction technology for flammable gas removal and re injection atproduction facilities (global warming)
・Establishment of oil spill drift forecast simulation method by using local oceancurrent monitoring by aerial drone (marine environment)
・Hydrogen related technologies
・Safety related techs including NUF (normally unattended facilities) and robotics
・Water treatment related technologies
【今後のスケジュール】
1、Deepstarとの連携R&Dプロジェクトアイディア募集(10月16日(金)〆)
提案様式自由(日本語と英語の両方)。何件でもご提案可能です。以下連絡先にメールにて提出願います。
2、Deepstar Webinar(10月27日(火)9:30-11:00 予定)
Deep Star側のこれまでの取り組みや今後の方向性、日本企業への期待等(技術開発の内容も含む。)を予定。
3、Deepstarとの個別面談(Web meeting)
2のWebinar開催日以降、Deepstar関係企業との個別Web面談をセットいたします。この場において、開発者サイドからより具体的なアドバイスや提案を頂ける貴重な場となっています。
【参考資料】
・DeepStarとの連携R&Dプログラム全体概要
・次期テーマ案
<連絡先>
日本財団海洋事業部 海洋開発人材育成推進室
鈴木、堤
03-6229-2611(代表)
070-7416-2719(直通)
E-mail
鈴木(na_suzuki@ps.nippon-foundation.or.jp)
堤(na_tsutsumi@ps.nippon-foundation.or.jp)