02海底鉱物資源
日本の周辺の海には、メタンハイドレート、海底熱水鉱床、マンガン団塊やコバルトリッチクラスト、レアアース泥等の海底鉱物資源が、水深が数百mから数千mまでの海底に多く賦存すると見込まれています。
広大な海域においていかに効率よく海底鉱物資源を見つけるか。現在、海底鉱物資源の情報などを効率よく取得するための技術開発がSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)で進められています。
さらに、海底から鉱石を掘り出し船に引き上げる技術(採鉱)、鉱石から不用な岩石などを取り除いて有用な鉱物だけにする技術(選鉱)、さらに金属分を取り出す技術(製錬)など多くの技術が必要になります。現在、石油天然ガス・金属鉱物資源機構でその必要となる技術開発が行われています。