01洋上風力発電の開発に利用される設備
調査船
海底生物や魚類、鳥類等に生物調査や、気象、海底地形、地盤調査等の調査を行うために必要な機器を搭載した船です。
海洋工事に使われる船
自動昇降台船
洋上風力発電の支持構造物の据え付け工事や風車の組み立て工事を行うためのクレーン等を搭載した台船。台船の四方に上下に動くレッグを搭載しており、作業時には海底にレッグを下ろして台船を固定します。
風車設置船
洋上風車の建設工事に特化した設置船で、昇降可能なスパッド(脚)とクレーン、組み立て前の風車を搭載できるデッキを装備しています。作業時にはスパッドを海底に下ろして、船体部分を海面上に浮かべて固定し、風車の組立作業を行う。
ケーブル敷設船
電力ケーブルや情報通信ケーブルを敷設するための船。敷設するケーブルをリールの様に巻き取るケーブルタンクを搭載しており、船内から海中にケーブルを繰り出す際にハンドリングに利用されるシーブと呼ばれる滑車を船首もしくは船尾に搭載している。
アクセス船
洋上風力発電への人員輸送を目的とした船。高速での航行時に安定性が高く、また、洋上施設への乗降を安全に行える機器を搭載しています。