コンソーシアムの支援により、Robert Gordon Universityのサマースクールに参加させていただきました。
サマースクールのテーマは「海洋開発」です。 世界に先駆けて海洋開発に取り組むスコットランドにおいて、日本各地から参加した海洋開発を専門とする大学生・大学院生14名と共に、海洋開発全般について学びました。
写真)修了式にて (Courtesy of Robert Gordon University)
サマースクールは以下の流れで開催されました。
Offshore Oil & Gas、
Marine Energy (Offshore Wind 、Tidal、 Wave)、
Marine Engineering、
Project management
様々な企業を訪問し、海洋エネルギーのデバイスや施設を見学。ROVの操作シミュレーション体験なども。
3つのグループが組織され、海洋再生可能エネルギーを利用した持続可能なビジネスプロジェクトを各グループ視点で考案する。
考案したプロジェクトをRobert Gordon Universityの教授や、企業の方々の前で発表を行う。
写真)プロジェクト発表
講義において、海洋開発の全体像や各技術の原理、プロジェクトの進め方などを学び、シミュレーション体験や実地研修を通してその実態を知ることができました。
グループワークにおいて、私は「政府」「コミュニティ 」「ビジネス」という3つのグループのうち、「ビジネス 」グループに配属。離島において小型潮流発電デバイスを利用するビジネスプロジェクトをビジネスの視点から考案しました。
振り返ってみると、英語で行われる専門的な授業は、なかなか理解するのが難しかったのですが、他の学生とお互いの理解できる分野を共有して助け合って学ぶことができました。はじめは唯一の学部3年生として不安も大きかったのですが、他の学生が対等に向き合ってくれたことで、お互いの学びに貢献し合えたと思います。また、成果発表会の他に、授業中にも頻繁にプレゼンをする機会があったことで、英語で発表することにも少し慣れることができたと感じます。全体としては、海洋開発分野への理解や人脈を広げることができたことも大きな収穫だったと思います。
今回のサマースクールを通じて、海洋開発分野に関する理解と興味が高まったので、今後より深く学んでいきたいと考えています。